billion bees

小さなミツロウ工房便り

カテゴリ: ミツバチ

IMG_2547
 
だんだん暖かい日が多くなり、 養蜂家たちが巣箱を内見する日が増えてきました。

冬の間にしょっちゅう巣箱を開けてしまうと、蜂たちが凍えてしまうのだそうです。

内見にくっついて、蜂たちにご挨拶♬
一番元気な群れを見せていただきました。 

IMG_2540




















満ち満ちです!!

花がたくさん咲き始めると子供たちもた〜くさん生まれていって
寒くなると少なくなるそうです。
自然に合わせて自分たちの群れを多くしたり、少なくしたり。
本能って面白い。

人も、春になると代謝が上がって冬になると夏の半分くらいの代謝になるようですが
蜂を人の細胞のひとつひとつと思うと似ていますね。 

IMG_2548

元気な蜂たちは巣作り意欲も旺盛🐝

早くお花がたくさん咲きますように!!
 

IMG_7727
IMG_7730
IMG_7734

3月8日はミツバチの日

昨日は暖かく春を通り越してしまいそうな陽気でした
ミツバチ達も朝早くからせっせと仕事を始めたようです
肥後椿の下を通りかかると
ブンブン、ブンブン賑やかなこと
足には黄色い花粉を付けて
巣へお持ち帰りですかね

いよいよシーズン到来です
画像のミツバチは、ニホンミツバチ
二月には早々に咲き出していた
青い可愛い花、オオイヌノフグリの青灰色の花粉を付けた蜂が
出たり入ったりしていたと我が家の蜂飼いさんが言っていました

IMG_7714

今日は打って変わって寒くて、雨の日になりました
皆様体調崩されませんように

                                                                                                   松崎


160220-ミツバチ

皆さんはもう受け取りましたか?

ミツバチからのメッセージ。


昨今、環境問題が騒がれる中で、数年前からミツバチの大幅減少がとても問題視されています。
養蜂家でもミツバチを手に入れるのが困難・・・という話を最近聞きました。

ミツバチの存在は、単にハチミツを私たちに提供していくれるだけでなく、作物を恵んでくれるための受粉行為、加えて、身近な自然が「大丈夫ですよ~」と知らせてくれるほど敏感な環境に対する感受力をもって私たちにメッセージを送ってくれています。

Beeswax Productsのメンバーは、それぞれにそのメッセージを受け取り、現在に至ります。


ミツロウに興味のある方、これからできあがっていく製品に興味のある方、様々な方がこのブログを読んでくれていることと思います。

もしよければ、少しだけ自然とミツバチに気持ちを傾け、そのメッセージを聞いてみてください。

そしてまたメンバーの言葉を読み返してください。

きっと、皆さんも同じ気持ちでBeeswax Productsの活動がリアルに感じられるはずです。


最初の写真は、活動初日に初めにやってきた日本ミツバチ。

この後たいへんなことになるのですが・・・。

そのことについては、いずれまた。(^-^;

IMG_0685


昨日はミツロウチームのミーティング


寒い季節は製蝋に向かないので、

リップバームの試作やホームページなどでどういうことを伝えていきたいか

たくさん検討や話し合いを重ねています。


今日はその中のひとつ、

私たちがミツロウを預かる養蜂家が志す、自然養蜂について。


B2でミツロウを預かる養蜂家たちは、natural beekeeping 自然養蜂を志す人たちです。


蜂を養うと書いて養蜂家。

養蜂家にもそれぞれのやり方や主義主張があるかと思います。


彼らはできるだけ自然な環境に近づけて、蜂が健やかに生きるための世話をし、

蜂蜜というご褒美をいただく、というスタンスで養蜂を行っています。


病気予防の抗生物質などをあらかじめ巣箱に撒いてしまえば養蜂の手間も少なくなりますが

人と同じで、免疫力などが低下したり、弱い生命力の蜂となってしまい、

薬→病気→更なる薬→更なる病気→他の生き物や植物に影響を及ぼしていく

という悪循環をまねく恐れがあります。


また、野菜や果物などの1/3ほどがミツバチの受粉に頼っていますので

ミツバチが弱り、減っていくことは、人への影響もとても大きいのです。


自然養蜂を志すというのは

蜂を含め、植物や他の生き物、人も健やかでいて欲しいからです。


それには細やかな心配りが必要です。

蜂の様子を観察し、巣箱の環境を整える。

有機農業も同じですが、細やかな世話はとても大切なこと。

病気の蜂がいないか、女王蜂がきちんと卵を産んでいるか、蜜や花粉は足りているだろうか。

蜜が入り過ぎて育児圏を圧迫していないだろうか。


繰り返される、日々の作業によって

自然養蜂が成り立っていきます。

多くの巣箱を抱えるとそこまでの世話はなかなかできません。

彼らはあえて巣箱数を抑えて蜂蜜の収量よりも環境重視。

養蜂を通じて自然に貢献していくある種の環境活動家。


そんな訳で

彼らの蜂たちは、

化学的な残留物質などの無い、栄養に充ちた健やかなミツロウを生み出すのです。

古田


IMG_0689

IMG_6529

その人は、一年中白いつなぎを着て、夏は麦わら帽子、冬はニット帽を被り
足元はほぼ一年中サンダル。
最近は止めたと聞いたが、タバコをくゆらし、少し高い声で喋る、喋る、喋る
蜂飼いになって5年目だそうだ
彼が話してくれる蜂の世界の興味深いことといったら!
蜂を通して今自分達が置かれている環境も見えてくる
彼から聞いた蜂の世界は追々このブログで紹介していきたいと思っている

猫も呑気に昼寝をしているようだが
きっといろんなことを知っているに違いない
フンと鼻を鳴らしながら
愚かな人間のなせる技を見ているんだきっと
白いつなぎを着て私達の目の前に姿を現したのかもしれないぞ

IMG_1360

とにかく私達は、養蜂家に出会って、新しい扉を開けてしまった
それぞれ全く違う仕事を持っている4人が蜜蝋の仕事を始めた
養蜂家から使わなくなった巣を譲り受け、製蝋する
そうすることで、見えなかった世界が、知らなかった世界が、
いえ、知ろうとしてこなかった世界が動き出している


静かな里山の小さな工房で、蜜蝋の仕事を始めた私達の横で
養蜂家は蜂の様にブンブンと
色々な話をしてくれる
私達は彼の話をBGMにせっせと手を動かす
慣れない作業に失敗の連続だけれど
日々学びだねと
笑い声の絶えない仕事場だ
養蜂家に負けじ劣らず蜂の様にブンブンとお喋りもつきないけれど

さてここから何を発信できるか
とにもかくにも扉は開いたのだ

10億の蜂が飛び交う
明日の野山を目指して

IMG_5544

                                  松崎

↑このページのトップヘ